オリーブオイルの効能で注目したいのは、オイル中のオレイン酸。このオレイン酸が血中コレステロールなどを減らしてくれるのです。オリーブオイルの効能は、地中海式食生活でも立証済み。オリーブオイルの効能を生かしたレシピもあります。また、美容にもＯＫ。
オリーブオイルの効能を調べました。
注目するのは、オリーブオイル中の脂肪酸の約70～80パーセントを占めるオレイン酸。
オレイン酸は、体内で1.血中コレステロールを減らす2.胃酸の分泌を調整する3.腸を滑らかにし腸の運動を高める作用をします。
だから、オレイン酸は血中コレステロールや中性脂肪が高めの人、胃酸の分泌が多い人、肉類や加工食品を多く食べる人にオススメなのです。
また、オリーブオイルは悪玉コレステロールだけを低下させる働きもあります。
オリーブ油効能を生かしたレシピを紹介します。
「トマトとなすのオリーブオイルにんにくドレッシング」（４人分）です。
材料はトマト（中）２個、なす（中）３個、グリーンアスパラ４本、おろしにんにく小さじ1/3、塩小さじ1/2、こしょう少々、レモン汁大さじ１杯、オリーブオイル大さじ４杯。
作り方は、1.トマトは大きめの乱切り。2.なすはヘタを取り水をかけ、ラップで１本ずつ包んでレンジで加熱（１分30秒～２分）、水に浸す。
冷めたら乱切り。
3.アスパラは茎の硬い部分は皮をむき、茹でて冷まし４～５ｃｍの乱切り。
4.オリーブオイル・塩・こしょう・レモン汁を良く混ぜ合わせる。
5.4に1～3を入れ、よくなじませる。
オリーブオイルの効能の１つに、「美肌を作る」があります。
これはオリーブオイルに含まれるビタミンＡ、Ｅが肌の血行促進や細胞の老化抑制の働きをするためです。
また保湿作用や抗炎症作用もあるので、古代ギリシャより現代に至るまで、肌に塗ったりやけどにぬったりしてきました。
オリーブマノン化粧品の「オリーブマノンバージンオイル」は、添加物を一切使用していない１００％純粋なオリーブオイル。
クレンジングやヘアケア、ベビーオイルとして最適です。
１９６０年代に行われた世界各国の食生活と疾病に関する調査で、南イタリアを中心とする地中海沿岸地方が、他のヨーロッパの国々に比較して心臓疾患による死亡率が低いことがわかりました。
その理由は魚介類や野菜、豆、果物を豊富に摂っているほか、オリーブ油の使用が多く、当時の日本の食生活に近いことがわかったのです。
またオリーブ油は、加熱調理にも安心して使うことができます。
このようにオリーブ油効能は高く、「地中海式ダイエット」でも注目されています。