ガラステープは、ガラスメーカーのATGや、合繊メーカーのユニチカ、3Mなどのメーカーから販売されており、その耐熱性から車のエンジン付近など高温になるところの補強などに利用されています。
ガラステープは名前の通り硝子の成分を用いて薄くテープ状にされたもので、断熱材や絶縁体として利用されているテープです。
ヒーターや車などの補強や断熱、絶縁などで利用されています。
agtはアサヒガラスが名称変更した企業で、硝子のトップメーカーとしてしられていますが、一般的でないのか市販されているガラステープではあまり名前を見ませんでした。
ガラステープは断熱材や絶縁体として使われていますが、市販されているガラステープを購入しようと検索したところ、3Mのガラステープが多く出回っているようです。
3MはDIYやオフィス事務でで便利な小物などを扱っているイメージが強かったのですが、ガラステープも両面テープタイプなど、使いやすく工夫された商品が展開されており、それが支持されて多く市場で扱われているのでしょう。
ユニチカは不繊布など合繊に特化した繊維メーカーですが、そのノウハウを生かしてガラステープを製造・販売をしています。
ユニチカはテープ状ではなく大きなガラスクロスを主に販売していますが、これらもガラステープの特性である耐熱性や絶縁性を同じように持っていることから工場製品の断熱材のほかにもIC回路の基板などにも利用されています。
ガラステープは絶縁性のほか、高い耐熱性を備えているので、ヒーターや車のエンジンのそばなど、温度の上がる場所の補強などに多く用いられています。
また、耐熱性だけでなく絶縁性もあることから、パソコンの内部にも利用されています。
これは、絶縁性だけでなく、パソコンの出す熱によって部品が高温で壊れないようにするためでもあり、絶縁性と耐熱性を併せ持つガラステープの特性が最も活かされているところでもあるのです。